「明るい北朝鮮」の独裁者死去

BBC NEWS:Turkmenistan's 'iron ruler' dies  つい1、2週間前ぐらいに筑紫哲也NEWS23でも「明るい北朝鮮」とリポートされていた中央アジア旧ソ連トルクメニスタンサパルムラト・ニヤゾフ大統領が21日死去した。
世界第5位の天然ガスなどの資源に恵まれているため、生活物資も豊かで国民はそれなりに豊かな生活を享受しているらしいが、それ以外は言論の自由もなく、北朝鮮に最もよく似た独裁国家ということで、「明るい北朝鮮」とか。空港から落ちて来た隕石まで大統領の名前が付けられ、国中に銅像が散りばめられているのだから、ある意味金正日以上だ。ま、北朝鮮にもっと金があれば、同じようにしていたかもしれないが。
元々旧ソ連共産党時代から大統領だったのだから冷戦時代のガラパゴスと言えるかもしれない。「強大な軍を持たないサダム・フセイン」という言い方も可能だろう。
66歳で心臓発作で急死というのは、まあ謀略の可能性もあるが、自然でもあるような。実際、過去にも暗殺未遂もあったとか。今月のドーハ・アジア大会も意味不明に突然ドタキャンしているし、先月に心臓病だと発表されていたというから何か予兆があったのかもしれない。
明るくない方もこうなったら神風なんだが。
なお、TBSの記録サイト:「もう1つの北朝鮮」トルクメニスタンはなぜか削除されていた。
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