注文相撲は恥ずかしいことか?

本割
朝青龍○ 叩き込み ●千代大海
NHKアナ「勝ちにいきました」
優勝決定戦
白鵬○ 叩き込み ●朝青龍
NHKアナ「意外な結果」ボーゼン。
いずれも立会いの変化であっという間に勝負がつき、解説者も含め、「勝負にこだわった」相撲に残念そうだったけれど、はっきり言って、相手の動きも見ずに猪突猛進すれば変化されて当然かと。
ま、猪突猛進する側も、それを読んで変化する側もお互いに相手の心理を読みあってハイリスクハイリターンに賭けているんだから、お互い様。「変化がいけない」のなら「猪突猛進もいけない」となるはずなんだけれど、そういう声は聞かない。こういうこだわり方は「投資はいいが投機はいかん」に通じているような。投機と投資って短期か長期化の違いで本質的に同じなんだけども。ここ一番であればあるほど投機しなければいけない状況というのは絶対ある。
横綱だから、大関だから変化はいかん」というのもベースにあるみたいだけれど、変化した方が確実に勝てると一瞬に判断したら、やっぱり変化するだろうさ。今回の件は両方とも、横綱大関同士だったけれど。野球でも「4番打者がバントするなんて」なんてことがたまにある。地位にこだわる伝統があるらしい。
でも、そんなこと言っていたらエキシビジョンゲームになっちまうよ。本番で「勝ちにいく」の当たり前と思うけど。朝青龍白鵬はその点、そういう心理的しがらみがないのかもしれない。
[追記3/26]案の定、横綱審議委員会春場所千秋楽の注文相撲を問題視されている。言っていることは床屋談義レベル。横審なんて邪魔なだけ。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 スポーツブログへ