NHK、政治家苦言で松坂対イチロー後回し報道

NHK正午のニュースでレッドソックス松坂大輔投手とマリナーズのイチロー選手の対決のニュースは午後零時13分と全国ニュースの最後で伝えられた。どう見ても尾身幸次財務相「松坂報道多すぎ」お祭り騒ぎＮＨＫを批判に影響を受けて「自粛」したとしか思えない。
今日のトップニュース、温家宝首相の国会演説は当然としても、その次かと思ったが、なかなか報道しない。夜のニュースならともかく、試合終わったばかりの正午のニュースなら普通に2番目だろう。これまでなら。
ところが、なんと全国放送の定番の最後、為替と株の動きの前にちょこっと1分伝えただけだった。たった一言でずいぶん変わるものだと、変わり身の早さに呆れる。やっぱ、やることがNHKらしい。
ちなみに午後7時のニュースでははじめの映像イントロに入っていたが、本編は終わり近くの7時25分ごろだった。
尾身財務相の発言は言わば、非公式な不満、文句で、政治介入ではないが、それでもこれほど効果があるのかと改めて感心寒心する。
こんなヘタレでいいんだろうか＜NHK。
そう言えば、1年前も午後7時のNHKニュースでは、のっけから大きな日の丸というのがあった。トリノ五輪の荒川静香選手の金メダル日の丸ウィニングランの場面を放映せずにバッシングされたのに懲りてWBC日本優勝報道では不自然なほど日の丸を掲げていた。
たかがスポーツぐらいで文句言われてもつまらない、とでも考えているのだろうか。
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