舛添要一につける薬はない

自民・舛添氏「農相辞任、トカゲのしっぽ切り」(日経)  「昨晩首相は、(事務所費問題などに関する)赤城さんの責任を織り込んだ上での内閣改造ということを言っている訳だから、なぜこのタイミングでやるのか全く理解できない。プラスにもならない」と疑問を表明。「内閣全体の危機管理としてもあまりにもお粗末というのが私の実感だ。トカゲのしっぽ切りみたいな感じで、かえってマイナスイメージになるのではないか」と苦言を呈した。
けれど、今週号の週刊文春読むと、言っていることが偉く違う。
週刊文春8月9日号「舛添要一激白・バカにつける薬はない・決定的に資質に欠ける」によると、舛添氏は、
内閣改造はすぐやらないと駄目。九月まで待てよ、というのはアウトです。バンソウコウ王子をあと四十日間、連れまわって(内閣が)もつと思いますか? 赤城大臣じゃもちませんよ。おそらく八月八日に臨時国会を開くだろうから、勝負はそれまでの一週間で内閣改造をできるかどうかです。これはバカが考えてもわかることです。
素直に解釈すれば、赤城徳彦農水相を早く切れ、九月まで留任させるとは何事か、としか読めない。
で、辞めさせた時の反応は、贔屓目に解釈して、赤城農水相を含めて内閣改造を1週間以内にやれ、と言っていただけで、赤城だけを切るのはトカゲの尻尾切りと無理矢理読めば読めないこともないが、ちょっと苦し過ぎる。
要するに、安倍首相が何をしようと、とにかく批判しとけばいい、という極めて不謹慎な出鱈目野郎と解釈するのが素直な見方だろう。
大体、1週間で内閣改造しろ、っていくら何でも滅茶苦茶だろ。
これは勝手な推測だけれど、安倍首相が続投すれば次の内閣改造でも自分の入閣の目がないと知っているからこその八つ当たりとしか見えない。それほど最近の舛添氏の言動は異常だ。本人は、自民党惨敗⇒安倍首相辞任⇒内閣改造⇒自分が入閣を想定してバカ発言を連発していたワケで、この続投は想定外のショックだったのだろう。気持ちは分かる。
ちなみに、同じ文春記事の中で、開票中の21時30分に安倍首相続投の意向の一報が流れた時、
「バカだよなー。まだ闘っている候補がいるのに、なぜこの段階で言う。(中略)バカにつける薬はないよ!」
と言ったそうな。開票が始まってまだ闘っている候補なんているワケないだろが。せめてまだ当落が決まっていないと正確に言ってほしいものだ。
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