朝青龍は死の恐怖に曝されている?

朝青龍は「急性ストレス障害」 協会指名医の診断(朝日) この診断は意外だ。どこを調べても合点がいかない。朝青龍は死の恐怖に怯えていることになるのだから。
急性ストレス障害(Acute Stress Disorder)を見ると、
実際にまたは危うく死ぬまたは重症を負うような出来事を、1度または数度、または自分または他人の身体の保全に迫る危険を、患者が体験し、目撃し、または直面した
ことが引き金になるとのことだ。
急性ストレス障害の定義によると、
心的外傷後ストレス障害PTSD)と似ています。外傷的(トラウマ)な体験をしてそれが後に心身の障害として現れます。しかし、急性ストレス障害心的外傷後ストレス障害よりも解離性症状の強調に重点が置かれ、外傷的な出来事から4週間以内に診断されます。
ここで言われている「解離性障害」とは、
強いストレスや、事件に巻き込まれたショックなどから起きます。記憶が部分的に抜け落ちてしまい、思い出すことが出来ません。記憶のない間に自分が何をしていたのか分からないため、不安になったりします。(解離性健忘)
 家庭や職場から突然いなくなり、あちこちさまよったりしますが、すべての記憶を失い、自分が誰なのか、どこに住んでいたのか思い出すことが出来ません。(解離性とん走)
 急に別の人格になり、前の人格の時のことをまったく覚えていません。(多重人格、現在は解離性同一障害と呼ばれている)
 ――などがあります。

Wikipediaも、
心的外傷後ストレス障害PTSD)と似たような症状を起こすが、基本的に生死に関わるようなトラウマ(心的外傷)体験後、トラウマに関わる神経症の症状が4週間以内に自然治癒するものを差す。
症状が4週間以上続く場合、PTSDを考慮する。

とある。
はてなキーワードもほぼ同じ。
つまり、事件事故などでよく報道される心的外傷後ストレス障害PTSD)に極めて似た障害で、どう考えても、朝青龍のケースと平仄が合わない。
朝青龍はどんな生死に関わる恐怖体験をしたというのだろう???
日本相撲協会の謹慎処分は、朝青龍にとって生死に関わる恐怖だったのだろうか???
もし、そうだとしたら、朝青龍は報道されている以上に、何らかの理由で恐怖を感じていることになる。相撲生命を絶たれるような脅迫とか、そのレベルでしか説明がつかないような何らかの恐怖が朝青龍に突きつけられていることになる。長期謹慎のブランクによる力士生命云々とはレベルの違う直接的恐怖の存在を暗示していないか。
島村宜伸元農水相が言っているように、「このまま(横綱を)監禁していなきゃいけないのか。これで一人の青年が傷ついておかしくなったなら人道上の問題がある」だけでなく、「監禁」以上の「恐怖」が存在するとしか思えない。
あくまでこの診断が正しいとの前提に立てば、もうこそこそ入れ替わり立ち代わり医師が診断するのではなく、文字通りの第三者機関に預け、精神科医のみならず、弁護士も含めて、朝青龍が何に「怯えている」のか徹底解明する必要がある。
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