白い恋人たちに罪はあるのか

白い恋人たち石屋製菓の「白い恋人」はこの記録映画のタイトルから取られたという。ジャン・クロード・キリーやペギー・フレミングが事実上の主役。1972年の札幌五輪ではジャネット・リンが「札幌の恋人」と呼ばれていたような。1976年発売開始だから、この二つの合せ技かもしれない。
けれど、 期限改ざん常態化 社長も事実把握 「白い恋人」96年から 石屋製菓(北海道新聞) 同社は社内規定で「白い恋人」の賞味期限を「四カ月」と設定していたが、一九九六年に商品保存が効く特殊な包装フィルムを導入してから「商品は一年間、最低でも六カ月は持つ」と認識・・・本社工場の製造ラインを無期限で停止し、店頭の全商品を回収する方針を明らかにした。
というのは分からない。被害者ゼロなんだから、操業停止はの理由は報道による需要落ち込み以外考えられない。
包装の良さは証明されたようなものだから、安全性は十分確認されている。体験的に見ても、あの包装はスグレモノで、1ヶ月や2ヶ月延長してもどうということない。
CCW大体、今年に入ってチョコレートの原料になる国際カカオ相場は急騰している。最近になって世界的信用収縮懸念から相場は下げているようだが、中国などの富裕層の需要で上昇トレンドであることには変わりない。おまけに最近までの円安で二重パンチだったろう。需要逼迫のおり、この会社には今こそモッタイナイ精神を発揮してもらいたいものだ。
賞味期限延ばせるのなら、デフォルトで6ヶ月で何が悪い。これも技術の成果だろう。もったいないことするよ。
ただでさえ北海道の牛乳はだぶついているのに、製造休止となると、畜産農家には更に打撃だろう。このメーカーは北海道産の原料にこだわっていたというからなおさらだ。
農水省によると菓子の賞味期限改ざんは、日本農林規格(JAS)法の加工食品品質表示基準に違反する可能性があるそうだが、「改竄」でなく、「改定」にしてしまって何かまずいことでもあるんだろうか。
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