福二乗して禍となす〜日経平均1万4000円割れ

日経平均、終値1万4000円割れ・2年2カ月ぶり安値(日経)
日経平均1万3000円割れも株なんて下がるときはいとも簡単に下がるもんね。この水準って、ちょうど小泉郵政解散総選挙圧勝の2005年9月あたりの水準だ。安倍政権惨敗のことを考えると意味深な数字ではある。ないかな?
と書いたのは去年の9月10日だった。4ヶ月経って、予感が現実味を増してきた。
大体、こういうエントリーは「書いた以上そうならんだろう、そうなりませんように」というおまじない的意味をこめて書くもんだから、当たっては困るのだ。でも、当たりそう。
これから考えられることは、
1.いったん1万4500円ぐらいまで回復。またお約束でズルズル下げて最終的に1万3000円割れ。
2.そのまんま一直線に1万3000円割れ。
ま、この二つに一つだと思う。
なぜこうなったか?
1.何もしない○康○が首○になったこと(もはや実名曝す価値もなし)。逆に言えば、安倍晋三を引き摺り落とした祟りが来た。A級戦犯は朝○新○社(もはや実名曝す価値もなし)。この分だと道路特定財源暫定税率も「あ、そう」で、撤廃され、ますます財政悪化しそう。
2.利上げなき円高。何もしない○俊○日○総○(もはや実名曝す価値もなし)がとうとう何も出来なくなった。せめてもう一度でも利上げしておけば、ここまで酷くならなかったろう。
超低金利とは日本そのものの投げ売りに等しい。「世界」が日本を見捨てているのではなく、日本自身が日本を捨てている。「円安で日本復活」など戯言に等しい。
これで、アジアとかBRICSがこけたらもうおしまいだろう。既にその兆候はある。その時には円キャリーの巻き戻しが本格化して「1ドル=90円説」まで現実味を帯びてきそうだ。
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