デジャブな松坂大輔

MLB BOX5イニング被安打2、失点2、四死球6、奪三振6、球数95。昨年からおなじみの松坂大輔さんだった。
メジャーリーグのマウンドが硬いから、マウンドの傾斜が問題とかの「理由」はウソだった。どこでも球数多く四球で勝ち星を逃す松坂は相変わらずだった。テレビの解説者は日本での開幕先発というプレッシャーを強調していたけれど、これも取ってつけたような理由付け。それなら定石とおり、エースのジョシュ・ベケット投げさせろよ。
本当の理由は気持ちの問題だろう。2ストライク取った後の勝負球をボールを振らせて打ち取ろうという意識がありすぎ。相手打者だって、もう見え見えでボール球投げてくることを予測しているから余裕で見送る。
ストライクゾーンからボールになる球で勝負するのはコントロールさえよければ有効だろうけれど、松坂の場合、その意識が強過ぎて制球が甘くなり打者に見切られる。その繰り返しだ。なんとまあ2イニングで50球近く投げさせられたのだから、もうこれで後でいくら好投しても結局報われないことになる。昨年何度も何度も見せられたパターン。
大体、勝負球をボール振らせるという魂胆は他力本願だ。相手が振ってくれなければ自滅する危険がある。今日も2ナッシングから何度もフルカウントに追い込まれていた。
いっそ、2ストライクの後、ど真ん中に放ってはどうか。打者がびっくりして見逃してくれて三振取れるぞ。ま、何度もやれば打たれるんだけど、たまにやれば相手打者も読めなくなり、予測して見切られることはなくなるだろう。要は相手打者を不安にさせる投球してないんだろうなあ。もったいない。
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