ステルス機「心神」

米、F22戦闘機生産中止へ 国防長官が発注停止を表明(日経)

ゲーツ米国防長官は6日、オバマ米大統領に提言する2010会計年度(09年10月―10年9月)国防予算に関する見直し計画を発表し、最新鋭戦闘機F22の新規発注を停止する方針を表明した。これにより、F22は生産中止となる可能性が極めて濃厚となった。F22は日本の次期主力戦闘機(FX)の有力候補で、機種選定にも大きな影響を与える。

新規発注が米軍向けだけなのか、日本が発注すれば作りますよ、なのかよく分からない。けれど、にわかに注目されそうなのが、
心神@wiki

心神(しんしん)は日本の防衛省技術研究本部(以下技本)が三菱重工業を主契約企業として開発を行っている航空機の開発計画の通称。

機体形状は低RCSを実現する為に角ばった形状と丸みを帯びた形状で構成されており、その外観は全体的にはF-22に酷似している。開発費を抑えるため試作では一部部品で既製品を流用している。一例としてキャノピーにF-1のものを使用している。機体サイズはF-22よりも小さく(F-22の全長18.92mに対し先進技術実証機は約14mとなる見通し)、約8トンの離陸重量を予定している。


心神耗弱、心神喪失になりそうで、誰がつけたか知らないけれど、頼りなげな名前。聞いただけだと、中国の戦闘機かと思ってしまう。もう少しましなネーミングなかったのか。
これまでの専守防衛なら1機300億円と言われるF22より安上がりになりそうだけれど、どうせ作るなら、あの国のミサイル発射基地を叩くぐらいのものにしてもらわないと割が合わない。その意味でタイミングはなかなかいい。
大石英司先生

ラプターが製造中止になるとしたら空自にとっては自業自得ですよ。何しろ右手を挙げなかったんだから。ひたすら決定を先延ばししてただの一度として「買います」と表明しなかった。

と言っているのだけれど、このプロジェクトの兼ね合いがあるんじゃなかろうか。米軍からの部分的デカップリングのチャンスでもある。核武装論もそうだけれど、いつまでも遠慮ばかりしていられない。
心神」が憲法九条による心神耗弱状態の日本に渇を入れられるかどうか。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 ニュースブログへ