10月のCO2濃度、前月上回り、年ベース初の400ppm超えへ
Co2now.org.によると、今年10月の月ベースCO2濃度は398.29ppmで、昨年同月395.93ppmに比べ2.36ppm高くなった。今年は月ごとに2ppmを巡って一進一退の攻防状態で、2ppm以上増えたのは今年になって1月(2.16ppm)、2月(2.35ppm)、5月(2.16ppm)、7月(2.30ppm)、9月(2.38ppm)に続き6度目。今年10か月のうち、6か月で伸び幅が2ppmを上回った。年ベースで一昨年は前年比2.66ppm上昇したが、昨年は2.07ppm増にとどまっていた。今年は2ppmを割る可能性があると思えたが、ここに来て2か月連続2ppm超え。どうやら前年比2ppm以上維持しそうで、CO2増加にブレーキがかかりそうにない。
前月の397.64ppmを上回り、3年連続九月底、2010年代4回目の九月底が現実になった。上昇月が増えたことで今後の二酸化炭素上昇トレンドが確認された格好だ。
今年になって400ppmを割ったのは1月と8月、9月、10月。11月も割ったとしても5か月で、12月400ppm超えはほぼ確実。7か月は400ppm超えになりそうで、年ベースで観測史上初めて400ppmを超えるのはほぼ確実だろう。
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