6月のCO2濃度、前年比で再び4ppm上昇、史上2番目

CO2earthによると、6月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は406.81ppmで、前年同月402.80ppmに比べ4.01ppm上昇した。4ppmを超えたのは2か月ぶりで史上2番目の上げ幅。これで5か月連続前年同月比上昇幅が3ppmを超えた。同じようにエルニーニョ現象の影響が大きかった1998年に6か月連続3ppm以上を記録したのに次ぐ記録。前年同月比3ppm以上になった月は昨年12月を含め、この7か月のうち6か月を占めた。
前年同月比3ppm以上の月トップ10をランクすると、

1.4.16ppm(2016年4月)
2. 4.01ppm(2016年6月)
3.3.76ppm(2016年2月)
3.3.76ppm(2016年5月)
5.3.70ppm(1998年9月)
6.3.64ppm(1998年10月)
7.3.59ppm(1998年8月)
8.3.40ppm(1998年7月)
9.3.36ppm(1998年6月)
10.3.31ppm(2016年3月)

となる。上位4位までは全て今年になってからだ。またトップ10のうち今年と1998年がそれぞれ半数を占めて二分した。
Clickで救えるblogがある⇒にほんブログ村 経済ブログへにほんブログ村 環境ブログ 環境学へ