北極の海氷面積、ここに来て史上最小状態に

ADSによると、北極海の海氷面積は10月22日に638.12万km2を記録、上昇しているが、上昇スピードが減じ、同日比では史上最小状態に陥っている。
これまでの同日記録は2011年の665.15万㎢。年間最小記録317.75万㎢だった2012年でも680.90万㎢だった。
モンスターエルニーニョ現象の遅行的影響のほか、9月の北極圏は気温が極めて高かったため、氷結が遅れている可能性がある。
現在の水準は1990年代平均の3分の2の水準。これまでこの季節に600万㎢台だったのは2011年、2012年のほかは2007年のみの計4度しかない。全て過去10年に起きている。
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