南極の海氷面積、フリーフォールで急降下

(参照)
南極の海氷面積、観測史上最小に」から約1週間、南極の海氷面積はさらに急降下、11月13日現在、1486.0万㎢を記録して早々と1500万㎢をいとも簡単に割り込んだ。
これまでの最速1500万㎢は1986年11月19日日で、6日速まった。1981ー2010年の平均は11月25日なので12日も早いことになる。直近の昨年との比較では11月28日なので15日、半月も早まったことになる。
これほどの異常な急降下ぶりは、やはり昨年から今年にかけてのモンスターエルニーニョ現象による海水温の上昇がここに来て南極までに影響したとしか思えない。先週、

このままでは、これから本格的な夏を迎える南極は今まで経験したことがないような氷解が起きるかもしれない。
北極に比べて南極の海氷は年ごとに変動があっても基本的に減る傾向にはなかった。南極大陸自体が他とは隔絶した独立した気候を形成していたためだ。
しかし、そのジンクスもいよいよ破られつつあるのかもしれない。そうなると、海氷ばかりか陸上の氷床も本格的に溶け始める序奏なのかもしれない。

と書いたばかり。懸念したことがいよいよ現実化し始めたのか。
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