10月の世界平均気温、昨年に次ぎ過去2番目の高さ



(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年10月の世界の平均気温は偏差0.89℃で、前年同期の1.07℃を大幅に下回った。ただ、一昨年2014年10月の0.86℃を上回り、観測史上2位だった。
世界の月平均気温は昨年10月から7か月連続1℃以上を記録していたが今年5月からは1℃未満を継続している。今年初めまで続いたモンスターエルニーニョ現象が終息したのに合わせて平均気温も一頃の過熱感はなくなったようだ。
ただ、今年前半までが圧倒的に暑かったため、トータルでは今年が昨年を上回って観測史上最高の暑い年になることは間違いないようだ。
全球気温は下降気味だが、その代わり、「海氷面積、南極も北極も同時に観測史上最小状態に」なり、特に「南極の海氷面積、フリーフォールで急降下」しているように北極では海氷の凍結が伸び悩み、南極の海氷が急速に解けた分、気温が若干下がっただけのようだ。
相変わらず地球温暖化が加速していることには間違いない。グラフを見ると、北極、南極が極端に気温が上昇していることが垣間見られる。
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