民主党メール爆弾は自爆の模様

衆院予算委 堀江被告、武部氏二男に3千万振り込むメール
お騒ガセ爆弾も1日で終了の悪寒。今日の国会での永田議員、もう泣きが入っている。
永田「この●さんという方の名字は『武部』というんです」
委員会場「ほおぉぉー」

その時の永田議員の目ときたら、期待通りの反応に満足し、生真面目な顔が崩れるのを必死でこらえている風情であった。

シークレット・至急扱いで処理して欲しいんだけど、おそくても31日できれば29日までに●さん宛(あ)てに3000万円を振り込むように手配してください(前回、振り込んだ口座と同じでOK)

 項目は、選挙コンサルティング費で処理してね。

 ○○○○、宮内の指示を仰いで。○○には、こちらからも伝えておくので心配しないで。

■■屈江
※最後の名前も「堀」の筈の偏の部分まで塗りつぶされており、本当に「堀江」かどうか分からない。誤変換で「掘」の可能性も有り得る。 

この「メール」の受信時間は8月26日15時21分35秒とされる。
その時、ホリエモンが何をしていたかは、テレビ朝日の報道カメラが時刻付きで捕らえていた。
広島県内のコンビニの駐車場でミニ演説会をやった後、報道陣らに囲まれて車に戻る途中だった。カメラは18分から約3分中断するが、ホリエモンはその間、衆人環視の状態だった。受信時間から15秒後の21分50秒にはカメラ映像が再開され、正にホリエモンが車に乗ろうとする場面を捉えていた。
テレ朝のスーパーモーニングのコメンテーターは、こんなことを言っていた。
「予め文章を作成しておいて、その時にワンクリックで送信可能」⇒一体何のためにそんな時にワンクリック送信せねばならんのか?
「堀江氏の携帯なりPCの設定時刻が狂っていた可能性もある」⇒受信時刻は社内メールのサーバーの設定時刻だから狂いが生じているとは考えられない。送信時間と受信時間はズレても普通は数分程度だろう。受信時間より前の送信は状況から考えられず、考えられるとしたら受信時間後に送信ということになるが、送信時間が受信時間より遅れることはたまにあるが、その場合でも、ホリエモンのPCまたは携帯の設定時間が正確な時報よりも進んでいる以外に考えにくい。つまり、送信時間が受信時間後であっても、実際には受信時間前に送信した事実は変わらない。
もし可能性があるとすれば公表された8月26日15時21分35秒という受信時間が実は送信時間だった場合だ。この場合でも、ホリエモンの送信端末の時間設定ががかなり進んでいるというかなり無理筋の前提が必要だ。
それから、ツッコミどころ満載 民主クオリティを読んで気付いたが、

送受信の26日ってのは、実は金曜日でした。
しかも午後3時以降で、銀行の送金はすでに終了。
だから最短で29日ってのは、つじつま合ってます。

でもね、だからって。

ってことだが、「至急」のものを金曜午後3時過ぎに送るって逆に言えば間が抜けている。書くとしたら「最優先扱い」じゃないのかな。お金一杯のライブドアが3000万円調達するのに週末てんやわんやする必要あるんだろうか。

もうテレビも新聞もガセだということ分かっているのだろう。ただ、ワイドショーの場合、美味しいネタを長持ちさせなければいけないので、一応「事実の可能性」を探っているだけだろう。
気になるのはミョーに自民が強気なこと。ということは、永田議員の情報源をたどれば実は自民党工作員なんてことになるのだろか?

それにしても永田議員、ホリエモンがその時何をしていたのか調べなかったのだろうか。今時、ネットや新聞記事の縮刷版(広島県内の地方紙とか)を調べれば、その日の何時ごろホリエモンが何をしていたかある程度トレースできるはずだ。
大谷昭弘氏は、「あんなホリエモン的文体は真似できるもんじゃない」と言っていたが、既に色々な社内メールがリークされており、あんな文体誰でも真似できる。第一、あれはホリエモン文体というより、ライブドア社内メール文体だ。
大体、民主党の若手議員は詰めが甘い。数日前、原口一博議員が同じく、武部幹事長渡辺恒雄読売新聞主筆に電話でホリエモンに会ってやって欲しい、と依頼した件の質問で、渡辺氏を読売新聞社主と言っていた。社主は正力亨氏であって、渡辺氏ではない。
細かなことを舐めてはいけない。細かい事実を地道にチェックし、潰していく忍耐がないと大失敗の引き金になる。口座云々の前にまず威勢良く出したメールの真偽をはっきりすべし。
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