京都広告二題

keifukulivedoor ニュース:[新景観施策]屋上・屋外点滅広告を全面禁止へ 京都市
駅名変更で観光客にアピール 京福電気鉄道が発表
広告については、イマイチよく分からないので京都新聞を読むと、「国から特別な財政支援などを受ける特別措置法制定を目指しており、景観保全策は特措法を実現する「切り札」になるとある。なんだ、結局、国のカネ頼みかあ、となる。景観と言っても。もう遅いし、ヨーロッパのように基本的に石造りじゃないので保存にも限度がある。それに人口から見ても、無理っぽい。
京都の友人曰く「京都は京都人のための京都でなく、京都以外の人間のための京都を目指している」とか。つまり、よそ者から見た京都のイメージに合わせて京都を作ろうということだろう。
嵐電は結構利用した。なんか、すごく長ったらしい駅が多くなりそう。
西大路三条三条口
三条口って、昔は丹波の国への出入り口で旧名の方が由緒ありそう。実は今、そこの近くにいるのだけれど、丹波の物産直売店がオープンしていた。
嵐電嵯峨嵯峨駅前
昔のJR駅名は単に嵯峨駅だったけれど、観光客を誘致しようと嵯峨嵐山駅に変更。困った京福が仕方なく、こうしたのだけれど・・・駅名でも競争しなきゃいけないとは。
>宇多野(高雄口
これも高雄と言えば、高雄の紅葉。でも、バスか車しかないので京福には関係ないということのようだ。宇多野って確か広沢の池の近くのはずだが。
ところで、乗ると既に新機軸が打ち出され、次の停車駅が自動音声で告げられるとき、同時に駅名の由来、名所も紹介される。例えば三条口では、「ノーベル化学賞受賞者を出した島津製作所があります」とアナウンスされる。実は当のご本人の田中耕一さんは、今でもこの嵐電で通勤なさっているそうな。乗るたびにアナウンスされるなんてさぞや面映い思いをされているのでは、と同情しちゃいそう。田中さんも鉄ちゃんだけれど。
現在の嵐電、車体まるごと、八ツ橋とか京漬物などの広告になってしまったのが多い。こちらの広告規制はないようだ。ま、それなりに京都の風情を感じさせる広告だから問題ないか。
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