高速料金値下げなどとんでもない

[道路特定財源見直し]高速道料金値下げなど柱に 閣議決定 高速道路一般国道化、道路公団民営化やめちまえ派としては、かったるい。ましてや道路公団に早速補助金ですか。
道路特定財源の見直しに関する具体策
(1)税率を維持しながら08年通常国会で揮発油(ガソリン)税の一般財源化を念頭にした関連法を改正する
(2)07年に中期的な道路整備計画を策定する
(3)高速道路の料金値下げなど新たな措置を講じる

ただ、合意文書には特定財源の8割以上を占める「揮発油税」の文言はなく、法改正の段階で調整が難航する可能性もある。安倍晋三首相は与党との協議会で「揮発油税を含め、すべての道路特定財源を対象とすべきだとの原則にのっとった具体策をまとめた」と、揮発油税も対象との考えを改めて示した。
 具体策には与党側の要望を取り入れ、「地方の活性化や自立に必要な」地域の基幹道路や渋滞解消のためのバイパスの整備などに適切に措置することを盛り込むなど、政府の当初案より地方に配慮した。また、道路財源の使途を拡大する形で、高速道路料金の引き下げなど新たな措置を講じることも明記している。

この道路特定財源そのまんま東環境税や炭素税に転用できるのだが、寡聞にしてそんな議論聞かない。一体、政府は日本が京都議定書の批准国だということを知っているんだろうか。議定書自体インチキなことは重々承知の上でのことなら、分からなくもないが、どう見てもそう見えない。今、政府がなすべき施策はいかに車を利用すれば損になるかを考えることなのに支離滅茶苦茶だ。イギリスでは温暖化対策として自動車燃料税を引き上げするというのに、おバカのスクツには困ったものだ。
高速料金値下げするくらいなら、旧国鉄の累積債務解消に当てる方がよっぽど気がきいている。鉄道だって同じ道路だ。累積債務を減らせば運賃だって値下げできる。開かずの踏み切りはいまだに存在するし、今時道路と鉄道を別々に考えるのはどうかしている。
へえぇ〜ならClick⇒人気blogランキングにほんブログ村 経済ブログへ