体調不良フィギュア選手全員を精密検査せよ

フィギア日本勢に謎の症状 テレビでは「噂されているノロウィルスとかじゃなく、体調管理不足による風邪とプレッシャーのせい」で片付けられようとしているが、冗談じゃない。そんな程度のことで4人ともおかしくなることなど確率的に有り得ない。これは事件の臭いがする。
政府は責任を持って帰国したらすぐに高橋大輔、安藤美姫、浅田真央、村主章枝の体調不良選手はもちろん、症状が出なかったらしい織田信成を含めて選手全員を精密検査すべきだろう。
症状の重さは、演技から見て高橋＞安藤＞村主＞浅田か。程度の差はあるが、人によって症状が違うのはノロウィルスも同じだ。何もたまたま日本でノロウィルスが流行っているからといって、ノロウィルスと決め付ける必要もない。世の中には知られていないウィルスなり細菌がまだまだある筈だ。ロシアの食べ物は想定外で下痢を起こすとか、異常暖冬が更に拍車をかけたとかがあるが、なぜ日本人選手の上位入賞候補ばかりなのか説明がつかない。
たまたまかもしれない。しかし、それは精密検査を行って初めて明らかになることで、現段階では徹底的に疑ってかかる必要がある。たまたまならなぜたまたまだったかも精密検査しなければ見えて来ない。安易にプレッシャーや体調管理の不徹底など既成概念で推測できることで素早く結論していい問題ではない。そうしないと、今後、選手たちは安心して海外遠征に出られなくなる。
「安藤選手はもう元気で帰りの飛行機に乗っているんですよ」とテレ朝報道ステーション松岡修造が言っていたが、だから何なんだというのだ。いったい元気かどうかどうして確かめたのだろう。一時的に症状が出て収まる時限風邪のようなものも疑ってかからねばならない。大体、ノロウィルスというのも、若い体力のある人はそういう症状で収まってしまうことが多い。
基本的に日本はこの手の謎めいたことを「ただの思い過ごし」と片付けて「大事」とせず、ろくにアフターケアもしないで不作為のままにしておく癖があるように思う。大袈裟かもしれないが、拉致事件だってそうだった。世界中に「悪意のウィルス」が蔓延していることを思い知るべきだろう。
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