八丈島の想定外寒さ

海の若大将「海の若大将」のイメージとはえらい違う。冬本番なので昨週末、八丈島に避寒に行ったら、恐ろしく寒かった、東京は晴れているのに八丈島だけ延々と雨が続く。屋久島でもあるまいに。
エアバス320が着陸する際、強風に煽られ、おっとっとで滑走路端に立ちはだかる崖にぶつかるんじゃないかと冷やりとする。事前に「着陸不可能の場合は羽田に引き返します」「着陸時に衝撃があるかもしれませんのでシートベルトをしっかりお締め下さい」と言われていたが、「衝撃」なんて衝撃的なこと言われるの初めてだ。これじゃこの間の高知空港胴体着陸並みじゃないか。こちらの機長も冷静で最悪想定だったのか、無事着陸。
hacjijojimaよほど日頃の心がけが悪いのだろう。以前、避暑で北海道に行ったら、全国的に北海道が今一番暑いと言われてしもうた。避寒に沖縄に行っても本土と変わらないくらいの寒波襲来だった。こういうことが繰り返されると、引き籠っているのが一番いいと恨みたくなる。
晴れておれば、八丈富士か三原山に登る予定だったが、諦めた。唯一の救いは景色のいい温泉があったことか。島内に数ヶ所温泉場がある。一番景色のいいのが岬近くにあるここで、日が違えば灯台を見ながらつかれるのだが、この日は女性湯がその順番だった。
八丈島といえばアシタバだが、地元で獲れた魚をネタにした島寿司ではワサビの代わりに辛子の元のカラシナの種子を数粒溜まり醤油に入れて食べる。ワサビだけは島で採れないからという。
gingadakeワサビは採れないがなぜかキノコはユニークなものが生えており、夏には光るキノコが隠れた名物だそうな。写真はクラゲではなくれっきとしたギンガキノコという光るキノコだ。
雨の日でもなんとか過ごせるものだが、人口は減り続け現在8000人くらいとか。あの海の若大将の頃から変わってないようだ。
案外、高齢者リタイア組住処として脚光を浴びるかもしれない。沖縄の石垣島は土地バブルらしいが、ここだって捨てたものではない。夏でも気温は30度どまりらしく、今回はあくまで例外的寒さなのだろう。
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