ダイ・ハード4.0

die hard0ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は「自分はアナログ人間だ」とのっけから嘘こいている。勘定した限りでは映画で10回は死んでいる。以前の作品はこれほどじゃなかった。乗用車がミサイル化してヘリコプターを撃墜するのもデジタルでなくては不可能。つまり、この映画はアナログとデジタルを逆転させた映画であって、実はサイバー側こそリアル側にいるんだよ。
die hard1それにしても、あのハッカー兄ちゃん(ジャスティン・ロング)が「マスメディアは操作している。恐怖を煽って物を買わせる」とかなんとかほざいていたけど、何とかならんのか。映画にまでネットvs.マスメディアの構図を持ち込まんでほすい。操作し易いのはネットなのは常識だろ。
die hard 2蹴り上げ女(マギー・Q)はキーボード叩くより男のケツを蹴り上げる方が得意そうだし、実質アナルグサ人間。まあ、美人だから許せるけれど、首謀者(ティモシー・オリファント)のだらしなさは許せない。最後の頼みの綱が娘を人質にするだからアナクロ過ぎて語るに落ちる。
あの天然ガス作戦って何なんだろう。いくらPCいじっても都合よくガスを出してくれんだろ。渋谷の温泉じゃあるまいし。サイバーテロと言っても、機能停止がせいぜいで、機能操作までは難しいだろ。
その点、マクレーンは自爆銃撃でも平然と生きていて、汗と脂でギトギトおやじ装ったリキッドメタルマンて感じで、彼こそ最先端デジタルマンって気がする。頭髪がなくなっているところもそれっぽい。
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