福田康夫の政見3点セット

1.今は分かりません
2.今は話せません
3.今から考えます
この数日のテレビで見た福田康夫自民党総裁候補が答えたのはおおむねこの3点セット。
例外はと言えば、例えば麻生太郎総裁候補に訊かれた5年前の拉致被害者
帰す帰さない問題の説明のように過去の経緯を問われた時だけだ。ちなみになぜこの問題だけがヒートアップしたかはやはりこれが2人の最大の相違点だからだろうか。
これから何をやる、どうしたいという質問には、まるっきり具体性のあることは語っていなかった。それでも大多数が福田氏に投票するらしいのだから驚異的だ。
この人、お坊ちゃん度では、はっきり言って現首相以上だと思える。石橋を叩いて渡るというよりも、石橋を他人に用意してもらって他人に叩いてもらって初めて渡るという感じ。「用意する人」は官僚さまのようで、本日も拉致問題で「外務省によりますと」とちゃんと言っていたと、麻生氏に反論、「外務省から説明を聞き、そして自分はこうこう、こういう理由でこう判断した」というものがまるでなかった。なんか救いようのないお坊ちゃんだ。同じ坊ちゃんでも今の人とは格が違い、しかも陰湿なお坊ちゃんだということか。
記者の方も記者の方で「幹事長は古賀誠さんですか?」
福田「白紙です」
記者「顔色の変化を見るために質問しました」
これがプロの記者の質問だ、とでも言いたいのだろうか。おバカ丸出しじゃん。
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