偽装再生紙回収はエコ偽装の上塗り

製紙大手、偽装品の回収を週明け本格化(日経) 古紙配合率を偽装した再生紙を製造・販売していた製紙大手各社は21日から顧客の求めに応じ、コピー用紙などの回収を本格化する。販売代理店などを通じて回収するコストはメーカー側が負担する。
回収してその後、どうする気なんだろう。全く意味がない。
考えられること。
1.回収した偽装再生紙を古紙扱いしてもう一度再生紙を製造する。
2.焼却処分する。
3.古紙配合率を実体通りに表示しなおしてまた販売する。

いずれにしても、コストだけでなく環境負荷が高くなるのは当然の成り行き。余計に反エコする「エコ会社」も考えることが良く分からない。エコ偽装の上塗り、というか。
正答:謝罪して、お詫びとして代金を割引して払い戻す。顧客にはそのまんま偽装再生紙を使ってもらう。その方がお互いにwin-winな関係になる。もう製造してしまったのだから、その上、品質は「額面」よりも良いのだから、文句もあるまい。回収する理由がわからんのだけれど、やっぱり「エコ」より「世間体」が大事か。
もっとも、顧客会社側も偽装を知っていて、知らん振りで美味しい目をしていたのなら、最初から「世間体」だけだったのだろうけど。「古紙100%のコピー用紙なんて満足できる品質のものが作れないんだ、という告白を社長がしてしまう」(温暖化いろいろ:騙された〜クッソー製紙会社め)ということだから、これまでもお互いに馴れ合ってエコごっこで互助会やっていた可能性の方が高いだろう。
まだ騙され足りてない気がする。
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