taspoよりたばこ自動販売機撤廃

いよいよtaspoのたばこ自動販売機が出回るようになるようだ。2月1日から全国で申し込みが始まる。ただでさえ余計なカードが溢れているのに余計なカードがまた一つ出回る。そんなにまでして自動販売機を維持したいか。
未成年者の喫煙防止対策の一環として導入されるこの成人識別ICカード写真付きだが、自動販売機が顔を識別するわけじゃないので単なるおまじないみたいなもんだろう。パスポート並みのここまでバカ丁寧なカード作るのならコンビニとかたばこ販売店でも提示を義務付けてもいいはずだが、そこまではしない。
先例として、ドイツでも電子マネー付銀行カードがあるというが、銀行カードと兼ねているようで、たばこ専用じゃない。しかも、ドイツの法定年齢は16歳だ。16歳なら銀行カード作るついでにたばこ吸いたい人は付加機能を付けてもらうだけで済む。日本は20歳以上なので既に自分の銀行カード持っている人間が大半で、余計にカードを作らねばならず面倒くさいことこの上ない。その上、実験段階でも未成年の喫煙抑止にならないという話まである。
大体、今のたばこ自動販売機は大抵午後11時を過ぎれば買えなくなっている。その代わりたばこを取り扱うコンビニが増えた。販売機の存在意義自体が減っている。一昔前はエロ本の自動販売機があったが、最近見かけない。ことほど左様にたばこの自動販売機も余計なハイテク販売機導入するより撤廃した方がよっぽどすっきりする。たばこの販売本数は年々減少している。斜陽の産業に更に自動販売機をハイテク化のために更新するなど非効率もいいところだ。未成年をダシにして販売機メーカーとカード管理会社、プラス写真フィルム会社を潤すだけだろう。自動販売機って、ただでさえ電気の無駄遣い。販売機削減するならまずたばこだろう。
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