日銀金利維持⇒ダウ急騰パターン復活か

米国株、大幅に続伸 ダウ165ドル高、原油安・消費者物価予想通りで(日経)
昨日は日銀、政策金利を据え置き(同)が19回連続で決まった日でもあり、据え置き決定日とNYダウを比較してみた。結果は10勝9敗だけれど、今年になって初勝利。
日銀のサイトダウのhistorical pricesから調べると、
金利維持決定日 ダウ終値 前営業日比
2007年
3月20日 12,288.10 +0.51%
4月10日 12,573.85 +0.04%
4月27日 13,120.94 +0.12%
5月17日 13,476.72 -0.08%
6月15日 13,639.48 +0.63%
7月12日 13,861.73 +2.09%
8月23日 13,235.88 -0.00%
9月19日 13,815.56 +0.55%
10月11日 14,015.12 -0.45%
10月31日 13,930.01 +1.00%
11月13日 13,307.09 +2.46%
12月20日 13,245.64 +0.29%
2008年
1月22日 11,971.19 -1.06%
2月15日 12,348.21 -0.23%
3月 7日 11,893.69 -1.22%
4月 9日 12,527.26 -0.39%
4月30日 12,820.13 -0.09%
5月20日 12,828.68 -1.53%
6月13日 12,307.35 +1.37%
昨年までは9勝3敗。しかも1%以上大幅に下げた日は皆無。実質引き分けのような日もあるので9勝2敗1分けだろう。それが、今年になって6連敗だった。
考えられることは、、アメリカのFFレートの引き下げがテーマだったのが、ここに来てアメリカの金利がこれ以上下がらない⇒より低い日銀政策金利が上げられるかどうかに注目が集まるという昨年のパターンに戻ったということか。これで一時のドラキャリー・トレードが終わり、円キャリートレード主導に回帰することになるかも。
一体いつになったら金利が上がるのだろう。白川方明日銀総裁のこの調子(朝日、ロイター)じゃ当分、絶望的。上げるとしたらFF金利が上げ戻す時に「協調」する時なのだろうか。
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