暑中高尾山に登るアホの言い分

朝起きると珍しく朝から曇っている。今日なら暑くないだろうと高尾山に向かう。けれど、正午近くになって雲が切れてきて直射日光まで降ってくる。ああ、今日も雨なしか。密かに雨を期待して登っていたのに。
最近、にわか雨が降りそうで降ってくれない。今日もダメか。暑さに備えて渓流沿いのコースを行く。体がオーバーヒートしそうになったら、手ぬぐいを渓流の水で濡らすと冷たくて気持ちがいい。尾根コースだと最初から手ぬぐいをぬらしても、手ぬぐいの水自体が温まり拭っても冷たく感じなくなる。
頂上近くで渓流とおさらばする前に思い切り手ぬぐいをぬらし、後は頂上へ、無事頂上に到着。ビジターセンターで聞いたら「ただ今の頂上の気温ちょうど30℃。
暑い思いをしてたどりついたのにこの結果だ。けれど、木陰に入ると、結構涼しく同じ30℃でも都会のように粘り気のある暑さじゃない。食堂で結構涼めた。カキ氷とかソフトクリームを買うほどのものじゃない。
後で知ったが、多治見で39.0度、この夏全国一を更新(朝日)し、東京都内も33℃、下界の八王子市の今日の最高気温32℃。大して変わりない。「こんな時期に低い高尾山に登るなんてアホだよ」と後で友達にからかわれたが、確かにアホだけどもアホだけですまない。何より、こんな暑い日に登ってもばてず、熱中症にもならない。これ、自信になる。
帰りは雷が鳴り出し、小雨が降り出し、一気にさわやかモードになる。何より渓流に雨が降り始めると、カジカが一斉に鳴き出したこと。あのかそけさ、あのはかなさ、もう優雅でさえある。
ところで、高尾山の場合、実は植生が乏しい頂上が一番暑いみたいで、渓流沿いの山道の方が緑が深く、水があるため涼しい。登っているから暑く感じられるだけだ。
これで今年に入って毎月高尾登山記録達成。
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