話せば分かる犬養首相と話せば分からない麻生首相のボディ・ジャックな関係
首相発言に批判・苦言相次ぐ 閣僚・自民党内から(朝日)
麻生首相「(医者は)社会常識がかなり欠落している人が多い」
自民党の山本有二道路調査会長(首相の漢字の読み間違いが続いていることを挙げて)「交付税を交付金と読んだらつじつまが合う」
五・一五事件で「話せば分かる」と言ったのは犬養毅首相だった。金融危機、年金テロ事件もあって、あの時代と重ねる雰囲気が出て来たが、麻生太郎首相の場合は「話せば分からない」のだから、ネガのように重なる。
麻生首相が話せば話すほど訳が分からなくなり、政治が混迷し、内閣支持率が急降下しているわけだが、当の本人は、
18日夜、山口剛彦さん夫妻殺害に続き、吉原健二さんの夫人襲撃の報告を受けた首相は、直ちに漆間巌官房副長官に徹底捜査と警戒強化を指示した。しかし、出席者によると、首相はこの後、ホテルのバーに向かおうとして周囲から「今日は犠牲者が出ているので帰った方がいい」と制されたといい当初、首相の認識が甘かったことをうかがわせる。(47NEWS)
と、いたってマイペースなのだけれど、ことここに至ると、しゃれではなく、認○症とか、ア○ツハ○マ○とか、ア○中とか、そんなレベルで心配しなくてはいけない、北朝鮮並みの由々しき事態が進行していると認識するべきだ。テレビで見ても、麻生首相の顔は明らかに尋常でない、現実からかけ離れた表情をしている。映画「ボディ・ジャック」状態で、犬養毅首相の亡霊が憑依しているのかもしれない。
こんなことなら、福田康夫氏が総理を辞任せずに衆議院を解散していた方が余程マシだったろう。福田氏は少なくともちゃんと漢字を読み、理解していた。麻生首相とは違うんです。総理の首を挿げ替えれば挿げ替えるほどますます劣化した人が総理になるということはもう何が起きても不思議ではないということだ。
安倍晋三氏はまともな神経があったから、病気になって辞任し、福田氏は無神経に辞任したけれど、麻生首相はそもそも神経がジャックされているようなので、自己制御不能のようだ。巷では麻生首相は独裁者などと評判のようだけれど、本人自身が制御不能状態なのでそう見えるだけではないのか。
かくなるうえは、非常事態なので自民・民主大連立で内閣不信任案を突きつけないと、日本そのものがハイジャックされた航空機のように制御不能になる。
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