容疑者Kの犬信
【元厚生次官ら連続殺傷】出頭前、TBSのHPに書き込みか「年金テロではない」(産経) 「34年前の仇(あだ)討ち」「年金テロではない」。小泉毅容疑者(46)が警視庁に出頭する約2時間前の22日午後7時過ぎ、TBSのホームページに本人からとみられる書き込みがあったことが23日、分かった。内容は「保健所でペットを殺され、腹が立った」との供述と一致する。
34年も前の恨みを晴らすなんて取って付けたように思えるけれど、案外本当の理由かもしれない。
全文は既に削除されているようなので大風呂敷:memoより転載。
今回の決起は34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!私はマモノ(元官僚)1匹とザコ(マモノと共生しているやつら)1匹を殺したが、
やつらは今も毎年、何の罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている。無駄な殺生はするな!!!無駄な殺生をすれば、それは自分に返ってくると思え!<日本警察の捜査能力に疑問>・私は左利きである。(吉原の妻に聞けばわかること)私は靴ひもタイプを使ってない。・吉原の妻に使った凶器は山口を殺した包丁を使用した。山口の件では最初に出てきたのは剛彦である。最初から逃げる気は無い。今から自首する
これ、小学生の頃の心の傷から、その後の小泉毅容疑者の人生で信頼できるのは、
犬>人間であることを暗示している。山口剛彦元厚生事務次官はマモノ(真物or魔物)であり、その妻美知子夫人はザコ(雑魚)であり、ともに「1匹」扱いで、犬並みあるいはそれ以下の扱いだ。彼の世界では人間は犬以下の虫けらのようだ。
そうなると、評論家の言っていた「人徳のある夫」「無関係な夫人」も関係ないことになる。虫けらの徳など考慮の外なのだ。
では、なぜ年金テロにかこつけたような「人選」になったかと言えば、それは「テロが起きても不思議でない時代の空気」と関連していると思われる。その雰囲気に触発されたかのように小泉容疑者は「決起」(この言葉は38年前の三島事件を思い起こさせる)したようだ。雰囲気に触発され、「決起」と言う以上、そのアピールのためには形式的にその雰囲気に合った“様式”が必要になる。表面上の大義名分と真の大義。
こう考えると、小泉容疑者は基地外に見えて存外愚直に「決起」したように思える。自分の人生の傷を素直にたどって直視したとしたら、そうするだろう。世間に歪んでいると指弾されようが、かまわなかったろう。彼にとって世間は虫けらの集団なのだから。(タイトルは映画「容疑者Xの献身」の本歌取り)
Clickで救えるblogがある⇒