トロピック・サンダー/史上最低の作戦

tropicthunder1公式サイトベン・スティラー監督、ベン・スティラージャック・ブラック、ロバート・ダウニーJr.、トム・クルーズ、ブランドン・T・ジャクソン、ジェイ・バルチェル、ダニー・マクブライド、スティーヴ・クーガンビル・ヘイダーニック・ノルティトム・クルーズ亀男の域をはみ出して禿野出醜男役で大活躍(写真下)。
戦争映画撮影を映画化したものだけれど、過去のベトナム戦争などの映画のコピペしまくり。イントロは大御所の「地獄の黙示録」のヘリボーン作戦、しばらくおいて「プラトーン」のあの御馴染みポーズとか。「プライベート・ライアン」とか「ハンバーガー・ヒル」の内臓むき出し人間ミンチ状態とか。
tropicthunder2かの禿げ男のトム・クルーズにしても、「大いなる陰謀」の役柄をそのまんまパロディーで踏襲したような印象。文脈外して「テロリストと交渉しない」なんてあんまりだ。
ベトナム戦争をパロった映画としては「ランボー 最後の戦場」があったけれど、そのランボー自体もパロられているみたいだし、パロパロ状態。
ということはハリウッド映画自体、最近ネタ切れで日本映画も含めてやたら外国映画のリメイクしているというハリウッド映画自体のパロディでもある。他の映画とのアフィリエイトもやたらあって、もう行き着くところまで行き着いた感じ。一体、この先、ハリウッドはどうなることやら。
オマケに映画だけなく日本メーカーの清涼飲料水のパロディもあって、確かに汗臭いブランドネームだから英語圏にはかなり評判悪いそうだけれど、よりによってそれを立ちションの効果音に使ってやがる。日本人は小便買って飲んでいるって、大塚製薬は抗議しないんだろうか。他に日本製品としては任天堂Wiiも出てきたが、これはかなりまともな使われ方だったような。
史上サイテーに面白い映画ではあるけれど。
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