車ってよく考えればケータイハウスだ。

11月の国内自動車生産20.4%減、過去最大の落ち込みに(日経)
東芝、リチウムイオン電池の新工場建設を発表 10年秋から量産(同)
渡辺元行革相「選挙前に再編の旗」 首長らに連携呼びかけ(同) 渡辺喜美行政改革担当相「政界再編は必至だ。選挙の前に旗を立てなければならない」「自民党や国会の垣根を越えて国民運動を起こさなければならない」
垣根を越えてというのは、自民党民主党という政治ばかりでなく、自動車メーカー、総合電機メーカーにも当てはまりそう。
トヨタの株価は1年半前に比べて3分の1、いすゞに至っては6分の1の100円前後、ボロ株状態だ。一方東芝も1年半前の3分の1になり日立と同様、300円台にまで下がった。NECは5年前の4分の1で、250円前後。
電気自動車、燃料電池車、ハイブリッドカーを待つまでもなく、車は総合電機そのものになりつつあるから、この際、垣根を取り払って大再編時代に突入の悪寒がある。例えば安易な例だけれど、三菱電機三菱自動車が合併するとか、いっそ三菱重工まで巻き込んで巨大な三菱製作所になるとか。この木どこの木気になる木の日立グループに至っては、車も作りますで今更全然違和感なく、どっか適当な自動車メーカーを樹下に治めるかもしれない。
ホンダだって最近では自動車よりもロボットのイメージが強くなってきた。車だってそのうちロボットになるだろう。
車って考えてみれば巨大な携帯電話みたいな、小さな携帯家屋、ケータイハウスみたいなもので、通信機器でもあり、電化製品でもあり、住宅でもある。洗濯機回すのと車動かすのと基本変わりないし。
この点、一応ものづくりのインフラ全部そろっている日本としては、今後最大の強みであることに変わりないだろう。
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