中川財務相もし外国メディアが報じてなかったら

中川財務相一転、辞任前倒し 後任に与謝野氏(47NEWS)とスピード決着になったけれど、結局、国際舞台で醜態晒したから中川昭一氏は辞任だったわけで、これが国会内、財務省内だったら何事も起きていなかっただろうというのが一番の問題。
AP配信でアメリカのサイト見ると、中川財務相をエスプレッソ飲めばよかったとabcNEWSがアップしたのはFebruary 14, 2009 6:03 PMのことだ。これはアメリカ東部時間として、日本時間は日曜日の15日午前7時ごろのことだろう。実際にAPが配信したのはもっと早かったはずだ。
けれど、日本のテレビがあのシーンを流したのは日曜夜のことだ。共同も日曜午後9時配信しているが、 外国メディアの記者らから「深酒」や「居眠り」を疑われた。
とまるで外国メディアから疑われたから報じたという雰囲気だ。つまり、外国メディアに“スクープ”されて慌てて追っかけたという醜態さらしたという点で中川財務相もマスメディアも同じ穴の狢。
追撃コラム&取材メモ:中川財務相の辞意表明は責任を取ったことになるのか
あの会見は外国で行われ、外国からも注目度の高いものであることを忘れていた。こう考えてゆくと、この騒動の主犯は中川氏の酒好きだが、アシストは馴れ合っている記者クラブではないだろうか。
と辞職アシストは日本記者クラブとされているが、要は外国メディアが主犯だろう。こんな例過去にもあった。昔、中曽根康弘首相が「アメリカはヒスパニックなんかがおって平均の知的水準が低い」発言もそうだった。あれは外国メディアが東京発で世界中に流され、初めて日本のメディアでも報じられた。
[中川財務相]何度も酒に飲まれ失態(毎日)と知っていて、そのたびに醜態さらしていたのなら、そもそも大臣にすらなれていなかったはずだ。甘い世界なんだと分かる。
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