メダル強奪された安藤美姫

真央は銀、ヨナ金、美姫5位/フリー結果(日刊スポーツ)

バンクーバー五輪:女子フィギュアスケート>◇25日(日本時間26日)◇パシフィック・コロシアム
 ショートプログラム(SP)2位の浅田真央(19=中京大)はジャンプの着氷などで細かいミスが重なり、131・72。合計は自己最高となる205・50をマークしたが、金妍児(19=韓国)に及ばず2位で銀メダルを獲得した。金妍児(19=韓国)は、全くすきのない完ぺきな演技で自己最高を大きく更新する150・06。合計でも世界歴代最高となる228・56を記録して金メダルに輝いた。
 安藤美姫(22=トヨタ自動車)はクレオパトラを演じ切ったが、合計188・86で惜しくもメダルに届かず5位。鈴木明子(24=邦和スポーツランド)は自己最高の合計181・44で8位入賞を果たした。

金のキム・ヨナ、銀の浅田真央は何の文句もない結果。8位の鈴木明子も文句ない演技。しかし、昨日恐れていたことが現実になった。
安藤美姫はトヨタバッシングと“悲劇のヒロイン”の犠牲者になるのか

このままではフリーでいくら安藤選手が見事な演技をしてもメダルを取れない可能性がある。地元カナダの“悲劇のヒロイン”ジョアニー・ロシェットを依怙贔屓しても誰も文句言えない環境が整っている。

トヨタ自動車所属はご愛嬌にしても、明らかに安藤美姫の得点は低過ぎる。というか他の選手が高過ぎる。ジョアニー・ロシェットはジャンプでステップアウトして明白な失敗ジャンプ1回、さらにその他でも顔が早く動いてしまうミスジャンプがあった。安藤美姫はほとんどミスらしいミスはなかった。本来なら、銅メダル、あるいは失敗ジャンプした浅田真央を抜いて銀メダルでもおかしくなかった。
それでもロシェット131・28、 安藤は124・10。一体どうすればこんな採点結果が出せるのか摩訶不思議というしかない。ついでに同じく失敗ジャンプしまくっていた浅田真央も131・72と高過ぎる。いくらトリプルアクセル成功させてもそれ以上の大失敗なのだから最初から「減点対象外」だったのだろう。日本人に2人もメダルあげる必要ないという政治的計算で安藤は犠牲になりやすくなったのだろう。
安藤はあまりに点数を引かれ過ぎたのか、126・39の長洲未来(米国)にまで抜かれて5位に落とされてしまった。恐らく、ロシェットのメダルを確実にするために評価を低くし過ぎたためだろう。
こうなると、ロシェットがメダル候補の安藤、キム・ヨナ、浅田の後で演技したのも、あるいはジャッジの調整をしたいためだったのではないかと邪推したくなる。他の選手が全て出た後だと得点の調整がしやすいだろう。
また実況していたNHKアナウンサーは安藤選手の得点が表示される前に「安藤選手の得点がメダルの標準になります」などと意味不明なこと言っていた。まるで安藤選手より高い得点を出せばメダリストになると言わんばかりだ。これはどう考えてもおかしい。安藤選手より得点が下回ってもメダルは有り得た。それをこんな表現したのは、安藤選手のメダル獲得がないことはあたかも合意事項であったかのような発言だ。
もはや、どこからどう見ても最初からミキティを犠牲者にしようとしていたことは明明白白だ。専門家がいくら解説しても絶対に納得できる範囲を超えている。死んだママのお陰で失敗ジャンプをなかったことにするようなポピュリズムのオリンピックは骨の髄まで腐敗している。
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