“消えた長寿”問題

100歳以上の高齢者、さらに10人が所在不明 (日経)

東京都杉並区で113歳の女性が所在不明になった問題で、新たに東京都北区など都内3区と東京都八王市、名古屋市静岡県熱海、下田両市で、100歳以上の計10人の所在が分からなくなっていることが3日、分かった。

当ブログでは半ば既報みたいなもんだが」からわずか5日、もっとも「幽霊が年金で資産を増やしているという話」からは3年半も経過したが、これからどんどん“ゾンビ長寿”がイモヅル式に出てきそうだ。これはガチに「ゾンビランド」の様相だ。
こうなると、世界一元気な日本が「元気のない日本」に見えてしまう理由も、別の意味を持ってくることになる。世界一の日本の平均寿命が下方修正を余儀なくされる可能性がある。
ゾンビ長寿は何も100歳以上限定とは限らない。多分、最終的には最低限70歳以上まで遡って確認をする必要に迫られるだろう。最初の111歳の人はどうも実際には1978年ぐらいに死亡しているらしく、となると79歳ぐらいで死亡していることになる。“消えた年金”に続いて“消えた長寿”問題が浮上する。
となると、年金の過払い、あるいは生命保険料まで影響を与える可能性もありそう。財政的には社会保障費の自然増も当初の見積もりより少なくなるだろうから悪いことばかりではなさそうなのだけれど。
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