どっちが“偉い”か最初で歴然な民主党代表選討論会


↑を見るとねえ、最初から格が違っている。菅直人首相が会場の日本記者クラブの演壇に最初に座り、しばらくしてやって来た小沢一郎前幹事長を丁重に“お出迎え”する。イメージ的には、もうこれで勝負アリな感じがする。
討論の内容そのものよりも、会場に入る時の印象でかなり勝負が決まる。小沢一郎は巌流島の決闘の宮本武蔵気取りかよ。
菅・小次郎はせめて「遅いぞ、イチロー」ぐらい言って欲しかった。
菅・小次郎の敗因は必殺剣“鳩返し”を使わなかったことに尽きる。伝書鳩を追い返さなかった時点で負けていたように思える。小沢武蔵の弱点は、実は徹頭徹尾無視されることだろう。この人、顔に似合わず案外気が弱いと思う。自分を偉いと思ってくれる人間には強いが、自分を鼻から無視する人間には案外弱い。
会場に入る前に戦略を考えなかったのだろうか。多分、小沢武蔵は計算ずくだったと思う。普通なら2人同時に会場入りのはずだが、明らかに菅直人は初っ端で1本取られた。
今後、菅直人は相手の言うことに合わせず、ひたすら自説を開陳し、小沢一郎の主張や挑発を完全無視するのが一番の戦略だろう。ただ、その自説があるのかどうかが問題なのだけれど。
Clickで救えるblogがある⇒にほんブログ村 ニュースブログへ