日本が核武装しない限り中国・ロシアから馬鹿にされ続ける
[国後島(千島列島) 1日 ロイター] ロシアのメドベージェフ大統領は1日、北方領土の国後島を訪問した。大統領に同行しているロシアの記者が明らかにした。メドベージェフ大統領は11月中旬、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のため、日本を訪問する。
ロシアと平和条約を締結する早道は日本が核兵器を保有することだろう。そうでない限り、平和条約など有り得ない。ましてや北方領土返還交渉を本気で向こうは考えないだろう。
これは尖閣諸島問題だって同じで、はたまた北朝鮮拉致被害問題だって同じ。ロシア、中国、北朝鮮の“悪の枢軸”は相手の腕っ節を見て態度を決める。
こんなことは普通に常識な筈なのだけれど、「遺憾」しか言えないのは遺菅である。
「北方4島は我が国の領土であるという立場を一貫してとっている。露大統領が来たことは大変遺憾だ」と述べた。
遺憾と言って、相手が動くのなら困ったことにはならない。「核なき世界」などというオバマ米大統領の甘言に乗って、文字通り「核なきムード」となっている昨今、映画「桜田門外ノ変」の大沢たかおではないけれど、
「世の中を変えなければ、日本は滅びる」
と言いたくもなる。
ということが粛々と現実として起きているに過ぎない。
北朝鮮も、
「ノドンは北京も上海も射程圏だよね」
ノドンは日本にとっての脅威という固定観念があるが、実は当然のことながら、向きを変えるだけで、北京にも上海にも落とせる。小型核搭載したら、もはや中国も強い態度に出られなくなったというわけだろう。
誰も指摘する気配もないのだけれど、北朝鮮の真の狙いは隣接する中国と対等の立場になることだと思う。関係悪化しても大丈夫なように核保有するのだ。
の通り、中国は反対していた北朝鮮の三代世襲をあっさり承認してしまった。
日本が中国やロシアに馬鹿にされない唯一の方法は、皮肉にも北朝鮮を見習うことなのだ。
繰り返しになるが「日本は核武装する責任がある」のだ。
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