だから早くやれと言ったのに

水溶性物質散布を試行=放射能の拡散防止目的−福島第1原発(時事)

経済産業省原子力安全・保安院は30日、福島第1原発で、土壌などに飛散した可能性がある放射性物質が拡散するのを防ぐため、試験的に一部敷地内で、乾燥すると固定化する水溶性物質を散布することを明らかにした。31日から東京電力が行う。
 保安院によると、散布されるのは合成樹脂を主成分とした物質。同原発南側の敷地に、散水車からホースで約2000リットルまく予定で、乾燥には1日程度かかる見通しだ。物質は主に、埋め立て地などでほこりの飛散防止に使われるという。
 保安院の西山英彦審議官は「敷地内には、水素爆発により放出された放射性物質が降り積もっている可能性がある。それを雨や風で海や空気中に拡散させないことが必要だ」と説明した。

具体的には栗田工業のクリコートという水溶性セルロースエステルらしい。
この発想、基本的に当ブログで10日以上前に書いた「水よりもセメント入り土砂を大量投下して格納容器を埋めてしまえ」と同じだ。私は専門家じゃないので液状コンクリートぐらいしか思いつかなかったが、探せばあるじゃないか。それにしてもやることが素人より遅いという状況は困ったものだ。
Clickで救えるblogがある⇒にほんブログ村 ニュースブログへ