一定のメドが立ったから菅降ろし再開

菅首相開き直り「一定のめど」って…何?(日刊スポーツ)

菅直人首相は3日の参院予算委員会で、2日昼の党代議士会で行った退陣表明を、夜の会見で続投宣言にすり替えた責任について、開き直り答弁を連発した。
代議士会で「一定のめどがつく段階まで、私に責任を果たさせてほしい」と発言したことを持ち出し、「(私が)責任を果たすために、(民主党議員に)不信任案を否決いただいたと思う」と、不信任否決は退陣が前提ではないと主張。「信任されれば、信任に基づき、めどがつくまで全力でやっていく」と、100%信任されたかのような自分勝手な解釈を披露した。
ただ、代議士会の発言の感想を問われた松本龍防災担当相は「退陣表明と受け止めた」と明言。東祥三内閣府副大臣も「全力で戦い抜いた後は、総理の任が終わる。それで、多くの人の気持ちが(賛成から反対に)変わった」と指摘した。
菅首相は、退陣時期の目安とした「一定のめど」の意味も「常識的には、ある程度1つの幅があるので、私もめどという言葉を使った」と意味不明な答弁。この日も「一定のめど」を連発した。「分かりづらい言葉ではない。素直に理解してもらえれば理解してもらえる」と強調したが、誰も理解しなかった。「与党だけでなく国民の信頼も失った」と指摘された菅首相。普通ならやじは飛ばない与党席から「質問に答えてない」と批判が飛んだ。
 自民党山本一太参院議員は、「菅政権では与野党協力はできない。今後は、参議院であなたを倒すしかない」と述べ、6月中に首相問責決議案を突きつける考えを示した。可決されても拘束力はないが、すっかり党内の人心が離れてしまった菅首相

そもそも菅首相がなぜ今退陣しなければならないのか意味不明なのだけれど、思い起せば、3.11の前にも菅降ろしはかなりヒートアップしていた。東日本大震災でしばらく休止していたが、降ろす側がこそ「一定のメド」がついたから菅降ろしを再開したに過ぎない。その意味で菅首相の震災対応の遅れを批判するがこそ震災対応に「一定のメド」がついた判断している証左だろう。
はっきり言って、仮設住宅建設の遅れや福島第一原発メルトダウン放射能漏れによる混乱など菅内閣でなくても起きた事象であり、菅降ろしの材料とするには無理がある。「場当たり的」という批判も、未曾有の大混乱だったんだから場当たり的に対処するしかなかった側面が有る。「場当たり的」というのはどんな状況でもネガティブに評価されるべきことではなく、大混乱の状況では、もっとも合理的対処法でさえある。とにかく場当たり的に何かやらないと突破口は開けないのだから。
繰り返すが「一定のメド」がついたと思っているのは菅降ろしする側にある。オールジャパンで対応した筈の震災対応、原発対応は与野党共同責任なのだから、対応が理由で菅降ろしするのはおかしい。
一番まともなこと言っているのは、
「一定のめどは2年先」 石原都知事、首相発言を解説(日経)だろう。すなわち衆院議員の任期満了の時だ。そもそも国民は菅降ろしなど望んでいない。
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