福島をサウナ王国に

週末のNHK特集見ていたら東京福島第一原発で働いていた若者の放射能内部被曝検査が2200と通知されたが、どう判断していいか分からないし、説明もされていない状態だという。多かれ少なかれ検査を受けてもそれをどう解釈していいか分からないまま生きざるを得ない。
もっと具体的な内部被曝を軽減する方法はないものか、と考えたら、案外サウナという素朴な方法があるのではないか。セシウムの生物学的半減期は100〜200日らしい。この半減期をもっと早める方策を政治で実行しなければならない。ただ検査をすればいいというものじゃない。
尿と汗で排出されるのだが、尿だけならそれ以上の期待は持てない。なら、放射線汚染地域の福島県民全員にサウナに入れる様に国の責任で福島県内にサウナ風呂を建設すべきだろう。既に温泉にあるサウナには無料サービス券を配布すべきだろう。夏はただでさえ汗かくからいいとして、これから秋、冬には可能な限りサウナを使ってもらう。
ただサウナに入ってもらうだけでなく、飲料メーカーに号令をかかてセシウムを排出しやすい飲料水を開発してもらう。同時にセシウムを排出しやすいビールも開発してもらう。
そして、サウナに入る前にたっぷりアンチセシウム飲料を飲み、サウナで思い切り汗をかいたあとは、湯上りのアンチセシウムビールで憩ってもらう。
ついでだが、サウナの熱源は同時にたくさん建設すべきバイオ発電所コージェネがいいだろう。
福島は住宅や道路、グラウンドを除染すればいいというものじゃない。一部だけ除染しても時間がたてばまた汚染されるだろう。なぜなら今、福島県の山々の深緑の草木はたっぷりセシウムを吸収し、秋になればそれが枯葉になり、分解され、雨や風に運ばれて再び汚染源になるだろう。こういう繰り返しは当分続くので、枯葉や枯れ草を可能な限りかき集めて燃やし、同時にセシウムをろ過する気の遠くなる作業を当分し続けなければならない。どうせそれをやるなら、バイオマス発電にして廃熱を利用してサウナだろう。ついでにサウナにたまった汗もバイオマス発電所のろ過装置で浄化する。ほとんど福島県中の山林が対象なので燃料は無限に近い。
汚染地域の福島県民全員がせめて1週間に一度サウナに入れるぐらい設備を整えればかなり内部被曝除染が進むのではないか。
その結果、サウナといえば福島というブランドができ、宇都宮のギョーザ、福島のサウナとなるだろうし、フクシマ飲料、フクシマビールも、県内だけでなく首都圏でも売れるだろう。首都圏だって程度の差はあっても、かなり内部被曝していることは間違いなく飲料メーカーにとってはビジネスチャンスになる。
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