風評被害予防原則

県産新米に「安全宣言」(ミヤギテレビ)

福島第一原発の事故を受けて行われた県内産新米の放射能検査が終了した。国の規制値を超える新米は検出されず村井知事は「安全宣言」し、県内産新米の消費を呼びかけた。また県は風評被害対策として来月以降、東京、大阪、名古屋で県内産米の安全性をアピールするイベントを行う。

そもそもコメの放射能検査というのは当該の県が検査しているというのがおかしい。県が検査すれば、県内コメ農家を配慮して検査が甘くなる可能性がある。身内のことを身内が検査してもなかなか信用できるものではない。
よく思うのだけれど、検査は最初から“風評被害予防原則に基づいて行われているのかと思える。本来は放射性物質が含まれているかどうかの検査だが、実際には“風評被害”予防のためのアリバイ作りと考えられなくもない。県内産米の安全性をアピールするイベントなんて余計なお世話である。こんなことが検査終了前から企画していたとしたら、企画のために検査結果を合わすだろう。役所のやることなんてそんなものだと覚悟すべきだ。
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