群馬大早川由紀夫教授は間違ってない

群馬大教授「福島の農家はオウム信者と同じ」 訓告処分(朝日)

群馬大学は、東京電力福島第一原発事故に絡んでインターネット上で不適切な発言を続けたとして、教育学部早川由紀夫教授(火山学)を7日付で訓告処分にした。
早川教授のツイッターには約3万4千人のフォロワー(読者)がいる。早川教授は「福島県がやったコメのセシウム検査はすべて信用できない。利益相反が発生してる。第三者が検査しない限り福島県のコメは全部たべられない」などと書き込んだ。
セシウムまみれの干し草を牛に与えて毒牛をつくる行為も、セシウムまみれの水田で稲を育てて毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者がしたことと同じだ」「福島の農家のことなんかひとつも心配していない。彼らが滅びても私は何も困らない」という農家への批判もあった。

現実に
最初から放射能隠ししていたのでは

専門家なら地形などを見てどのあたりに放射性物質が蓄積しやすいか大体目星はつくだろう。その専門家がサンプル検査すると、恣意が働きやすく、下手すれば真逆に蓄積しにくい場所で検査をすることも可能だ。

で書いた通り、福島県はまるでオウム幹部のようなことをしていたに等しい。本来なら田植えする前に、調査したうえで、どこに植えればコメにセシウムが混じるかある程度目星がつく筈だ。ところが、現実は根拠ある推測を「風評被害」と決めつけ、何の対策もせずにコメを農家に栽培させて「頑張れ福島」で福島産食べようキャンペーンだけはしっかりする。もし、暴言だとしたら「信者=農家」を騙したことを省略したくらいだろう。
一方で、除染は一刻も早くしろ、と要求する。そんな除染が一刻も必要な場所でなぜ一刻も早くコメ作りしなければいかんのか。
本当に除染が功を奏するとしたら福島東部の阿武隈山系全部はげ山にして、表土を全部削らなければならない。そうしない限り、福島の田畑には放射性物質が流出し続けるだろう。
結局、除染も土建業者を潤すためにする要求に過ぎない。
引っ越しを推奨すれば、税収が減るから反対だの、トンデモなことばかり。
早川教授がオウム真理教にたとえたのは今に始まったことではなく、7月の頃だろう。今になって処分されるのは、彼の言ったことが正しかったことが分かったからだ。福島の汚染米がどんどん出てきたからこそ、“迫害”される。
日本では正しいことを言うと非難される。戦時中からそうだった。福島県が困ることは言ってはいけないのだ。できれば早川教授には福島県庁をオウム真理教本部と譬えてほしかった。
Clickで救えるblogがある⇒にほんブログ村 ニュースブログへにほんブログ村 環境ブログへ