野田内閣、支持率も安定的に低下

野田内閣支持率35.6%、不支持率51.6% 支持と不支持が初めて逆転 FNN世論調査
FNN世論調査内閣支持率過去との比較(ポスト小泉以降)

06年 9月安倍晋三内閣63.9%
07年 1月安倍晋三内閣39.1%(不支持40.9%で逆転)
07年 8月安倍晋三内閣38.0%(最終、不支持64.8%)

07年 9月福田康夫内閣55.3%
08年 1月福田康夫内閣36.6%(不支持47.3%で逆転)
08年 8月福田康夫内閣29.3%(最終、不支持51.5%)

08年 9月麻生太郎内閣44.6%
08年11月麻生太郎内閣27.5%(不支持58.3%で逆転)
09年 9月麻生太郎内閣14.9%(最終、不支持76.4%)

09年 9月鳩山由紀夫内閣68.7%
10年 3月鳩山由紀夫内閣30.5%(不支持46.1%で逆転)
10年 5月鳩山由紀夫内閣19.1%(最終、不支持70.8%)

10年 6月菅直人内閣54.3%
10年10月菅直人内閣36.4%(不支持46.5%で逆転)
11年 7月菅直人内閣16.3%(最終、不支持73.1%)

11年 9月野田佳彦内閣59.9%
11年12月野田佳彦内閣35.6%(不支持51.6%で逆転)←今ココ。

こうして見ると内閣発足後、最短で支持、不支持が逆転したのは麻生太郎内閣の2か月だから、比較的普通である。あの鳩山さんが半年も支持率>不支持率をキープしていたのが今では信じられないくらい。政権交代直後でその熱気が冷めるのに時間がかかったということもあるのだけれど。ただし、不支持率が支持率を上回ってから退陣するまでの期間では最短の2か月。
発足当初からの下落率では安倍内閣38.8%、福田内閣33.8%、麻生内閣38.3%、鳩山内閣55.6%、菅内閣33.0%、野田内閣40.6%。これまでの5内閣の平均は39.9%だ。
つまり並みだ。野田内閣の評価は、「安定的に下がっている」と言うしかない。
とすると、今後も安定して予定調和的に退陣するとすれば、時期はいつごろだろうか。直近5内閣は不支持率が支持率を上回ってから平均7カ月で退陣している。そうすると、来年7月。±1カ月として、6〜8月ということになる。ここまで「安定」して事が運べばある意味見事だ。現実問題として次回の民主党代表選9月まで持てば、8月末というデジャブな結果になりそうなのだけれど。
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