橋下徹大阪市長「全ては憲法9条が原因」は正しい

橋下徹大阪市長の「全ては憲法9条が原因だと思っています」が爆発的ブームに- ロケットニュース24(2012年2月24日14時30分)
橋下徹twitter

世界では自らの命を落としてでも難題に立ち向かわなければならない事態が多数ある。しかし、日本では、震災直後にあれだけ「頑張ろう日本」「頑張ろう東北」「絆」と叫ばれていたのに、がれき処理になったら一斉に拒絶。全ては憲法9条が原因だと思っています。

橋下市長の本意はもちろん、一国平和主義の偽善の象徴が憲法9条だということ。それががれき処理問題に当てはまるかどうかは別として、おおむねは正しい見方だろう。決して飛躍などしていない。
一部で維新八策の中に憲法九条を入れなかったのは現実的と評価する向きもあったが、事実上入れているのと同然だろう。
橋下市長 9条改正是非国民投票で(NHK)

大阪維新の会の代表を務める橋下市長は、24日夜、記者団に対し、憲法9条について、「集団的自衛権をはじめとする、ありとあらゆる安全保障の考え方の根源は、憲法9条の価値観にあり、国民がどういう方向を取るのか確定しないと、安全保障の議論はできない」と、述べました。
そのうえで、「憲法9条については、一定期間を区切って大議論し、国民投票で右か左か方向性を示すことを、日本人全体で決めなければならないときにきている」と述べ、今後の日本の安全保障政策を決めるためにも、憲法9条の改正の是非を問う国民投票を実施すべきだという考えを明らかにしました。
また、橋下市長は、憲法9条の改正の是非を「維新八策」に盛り込むかどうかについては、「国に関わる問題であり、一政治集団が、ああだこうだと決めるわけではなく、国民に決めてもらう領域だ」と述べました。

憲法9条改正の最も障害になるのは憲法改正規定だ。それを維新八策骨子(産経)で、

(8)憲法改正
憲法改正要件(96条)を3分の2から2分の1に緩和する

と書かれている。他の憲法改正はともかく、9条に関しては、とりわけ抵抗が大きいから憲法改正要件を改正して緩和しないことにはどうにもならない。
ところで、最近、唯一憲法改正を所信表面演説で述べたことのある安倍晋三元首相のテレビ出演が多くなっている。もし、安倍元首相が自民党総裁に返り咲けば、あるいは返り咲かなくてももっと前のめりになれば、橋下市長との連携もあり得ないことではないだろう。
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