パッケージツアー化された党首討論
昨日のニコ生の党首討論に引き続き、今日は日本記者クラブ主催の党首討論をしている。今後も似たような討論が続くのだろうけれど、間違っても党首が討論の結果、いくら批判・罵倒されても政見を変更したり、政権公約を変更する可能性はない。言わばオプショナル・ツアーなしの固定パッケージ・ツアーだ。
もう全て固まった上で討論するのだからああ言えばこう言うだけの類の構造的茶番劇になる。少なくとも毎日のように討論する必要などない。後は、視聴者への広報、周知徹底という意味しかないだろう。なら、ネットだテレビとか区別せず合同で再放送すればいい。まだ公示もされてないのだから毎日のように討論しても無意味だろう。
公示になったらなったで最終確定の議論をすればいいのだけれど、大して変わらないのは今から予測できる。
そもそも争点はマスメディアによってなし崩し的に決められていてパック商品化されている。本来なら各党独自の政策だってあるのかもしれないが、パッケージツアー以外の観光地は行けませんというのと同じで議題から排除されている。
各党もパッケージ以外の企画など行っている暇もない。つまらない討論だ。
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