北朝鮮、核弾頭撃つとしたら沖縄
北ミサイル、挑発にいらだち 緊張いつまで「標的の地」厳戒(産経)
東京・大阪・名古屋・横浜・京都…「日本全土が報復の対象」。中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射する構えの北朝鮮は10日、朝鮮労働党の機関紙で東京や大阪など5都市を挙げ、日本を強く挑発した。3月末にも在日米軍基地がある地名を「射撃圏」と威嚇。「不安をあおるな」。名指しされた自治体は挑発の度合いを強める北朝鮮の動向にいらだちながら、警戒を続けた。
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が3月31日に「米軍の前哨基地」として「われわれの射撃圏にある」と攻撃対象に挙げたのは、在日米軍基地を擁する神奈川県横須賀市と青森県三沢市、沖縄県。
この中で、本気で核弾頭を撃つかもしれない候補は沖縄だろう。沖縄は嘉手納の米空軍、普天間の米海兵隊が隣同士で密接し一発で両方とも消滅できる。もしそうなれば一番喜ぶのは海洋権益を振りかざす中国だろうから。巷間では中国は北朝鮮を見限ったという説が流布されているが、中国の代理で北朝鮮が沖縄を叩いてくれれば一番有難いのだ。
沖縄の米軍は中国にとって目の上のたんこぶ。かと言って自分から手出しするには相手が大きすぎる。北朝鮮に鉄砲玉になってもらって、いざそうなればうわべだけ北朝鮮を非難して「俺、関係ないよ」と決め込める。
そうなれば米軍は沖縄から全面撤退せざるを得なくなり、沖縄は事実上裸にされる。今でも尖閣領海を堂々と侵犯して悪びれていないのだから、同じことを沖縄県全体に行うだろう。中国にしてみれば北朝鮮が沖縄を代理で叩いてくれさえすれば、平壌が火の海になろうが後は知ったことではない。面倒な隣人がなくなっても大勢に影響はなく、後は自国の権益拡大目指してまっしぐら。沖縄の米軍がなくなれば台湾も、フィリピンも、そして沖縄も。
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