民主党「暮らし守る力になる」は日本共産党のモロパクリ

暮らし守る力になる 民主・海江田氏〈党首第一声〉(朝日)

参院選自民党が大勝すると暮らしが危うくなる。間違った方向にかじを切ってから後悔しては遅い。私たちは暮らしを守る力になる。生活を破壊する安倍政権に対峙(たいじ)する。

この「暮らしを守る」という部分、日本共産党が長年キャッチコピーにしていたと思う。「国民のいのちと暮らしを守る」とか「憲法を暮らしにいかす」とか、色々なヴァリエーションはあったと思うけれど、記憶する限り30年以上、日本共産党の代名詞であり続けていたと思う。「暮らしを守る日本共産党」というのは脳内に完全に刷り込まれていた。
それがなぜここに来て民主党が紛らわしいことを言い出したのか。演説だけのことじゃない。民主党のHPにドーンと書かれている。
暮らしを守る力になる≪民主党≫
まあ、都議選で日本共産党が躍進し、反自民の受け皿の立場を奪われてしまったからせめてキャッチコピーだけでも偽日本共産党で行こう、というドタバタないかにもな感じが正直と言えば正直過ぎるのだけれど。
これは民主党に限ってのことではない。
公明・山口代表「国民目線で小さな声聞く」(産経)

何としてもねじれを解消させてほしい。加えて、国民目線で小さな声を聞く力も必要だ。例えば消費税率を引き上げるのであれば、「生活必需品の税率は軽くしてくれ」というのが生活者の本音だろう。

公明党の「国民目線」もやはりオリジナルは日本共産党ぽい。少し時間を遡れば「国民の生活が第一」というキャッチコピーを掲げた党が出現した時も「共産党ぽいなあ」と感じていたが、今回の民主党はモロパクリの印象。溺れる者は藁をも掴む←今ココ。
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