維新・片山虎之助氏の党議拘束参議院撤廃論は腸捻転

算実日曜のNHK参議院党代表の討論会で、日本維新の会片山虎之助氏が「参議院党議拘束を外す」と衆議院との差別化を訴えた。
衆参二院制は法律で定められた制度だが、党議拘束はそれぞれの党の規約レベルの話。一体どうして参議院党議拘束外しを実現しようというのか。談合防止法でも作って党議拘束と言う党の慣習を法的に拘束せよとでも言うのか。そんなのはナンセンス。党執行部が党議拘束を外しても衆議院党議拘束している以上、党議拘束そのものはなくならない。なくならない以上、自主的に党議にあった態度を示すか、自主的に党議から外れた態度を取るかいずれかになる。どちらも反党議拘束違反と断定できないから法的拘束力はなじまない。
結局、実現しても昔の派閥解消という看板の掛け替えと同じようなことになり、「党議拘束を外す談合」が生まれて結局何が何だか分からずじまいで元にの鞘に落ち着くのが関の山だろう。
そもそも日本維新は参議院廃止が長期目標。なんで無理矢理「参議院の意義」を無理矢理作らなければならんのか。さらにそもそも片山氏、なんで日本維新にいるのか。
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