細川護熙氏の原発災害の根拠が日替わり変化する事象

痛いニュース(ノ∀`)【都知事選】 細川護熙氏 「福島の影響で、北極海のシロクマなど生物が大量死してる。ロシアの極秘資料で見た」
細川護熙氏が、デモクラTVにて都知事選についてのスペシャルインタビューに答えた。以下はその抜粋。(動画の18分あたりからデモクラTV)

細川氏「数日前に私は見たんですけども、ロシアの国防軍が出した極秘資料というものが出てきてね。 それを見たんですが、福島でこないだ暮れに、12月31日だったかな、爆発があったという小さな記事が出ましたね。 その数日前から実は水蒸気が上がっていて『何かおかしい』という話があったのを私も確かに覚えているんですけども。あれは完全にメルトダウンを起こしているということを、いろいろ分析をしていて。それでアメリカはヨウ素を15000袋だっかな、既に2月の始めに配るという手筈を始めたということとかですね、それから、いま北極海とかいろんなところでシロクマ、アザラシ、その他の生物の大量死が続出していると、これはまさにその福島の影響であるということとか。

これだけでも、相当なトンデモ話で、
原発問題「気候変動どころじゃない」細川護煕氏の愚劣な文明観
の具体的中身なのかと思うのだけれど、他のところでは同じ話を別なソースで使っている。
細川護熙氏 街頭演説 2014.1.25 @六本木ヒルズ
(10分あたりから)
まず、福島第一原発4号機の危険について、「広島の原爆の1万4000倍の放射能がまき散らされる」と言っていたのを六本木では、

広島の原爆の1万4000倍の大火災が発生する

と変化している。確かに広島は原爆投下で大火災になったのだけれど、それはないでしょう。さらに、

英国や、あの、アメリカでしたか、ちょっと私忘れましたが、有名な科学者たちが最近、北極やあるいはアラスカの方でシロクマとかアザラシとか、そういうものの大量死が相次いでいる。それは福島の何か影響ではないか

と、ソースはロシアの国防軍から英国か米国の科学者に変化している。内容ばかりかソースまでトホホなワケだ。
こうなると、他のテーマの話も推して知るべし、ということになる。
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