2014年の世界平均気温観測史上最高を更新


世界の月別平均気温で2014年12月は135年間の観測史上最高タイを記録した。(参照)。5月に過去最高を記録した後、さらに8月9月10月と3か月連続最高記録にとなり、12月も最高タイで、今年12か月のうち、5カ月が過去最高を記録。今まで一番暑かったとされる2010年でも過去最高月は3度だったが、今年はそれを破ったことになる。
今年全体の世界の平均気温も「Anomaly with Base:1951-1980」で0.68になり、2010年の0.66を上回って過去最高を記録した。
これまでの上位10位ランクは、

1.2014年 0.68
2.2010年 0.66
3.2005年 0.65
4.2007年 0.62
5.1998年 0.61
6.2002年 0.60
6.2013年 0.60
8.2003年 0.59
8.2006年 0.59
8.2009年 0.59

となり、10年中9年は今世紀入ってから。過去10年のうち、7年がランクインした。
これまで今世紀に入ってから地球温暖化は停滞しているというハイエイタス説があったが、これは1998年がその前後の年々に比べて突出して高かったことによる単なる印象論に過ぎなかったことが分かる。20世紀末段階で突出していた1998年も、今では「並」の数値になっている(過去10年平均は0.60)。
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