11月の世界平均気温2か月連続1℃以上突破

(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、今年11月の世界の平均気温は常軌を逸するくらいのトンデモない上がり方をした先月に引き続き、偏差は1.05℃で、2か月連続で1℃を超えた。先月の1.06℃をわずかに下回ったが、前年同月比では0.37℃上昇し、0.21℃上昇の先月よりもむしろ高い。COP21の産業革命以前から「2℃以内」目標だが、観測の始まった1880年の同月の偏差はマイナス0.18℃から比べても、もうプラス1.23℃までに来ている。
単純に年ベースで過去最高を記録した昨年と各月を比べると、今年は7勝4敗だが、10月、11月の異常過ぎる高温で、それ以上の差が付いた。今年が昨年をはるかに上回る過去最高温イヤーになることは確実になった。
年初から11月まで11カ月連続標準偏差が0.7℃を上回ったのは観測史上初めて。昨年12月を含めると12カ月連続で、まる1年0.7℃以上を上回ったことになる。年間で0.7℃を超えた月数ではこれまで昨年の8か月だった。
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