2月の世界平均気温、1.5℃目前の終末論的トンデモ上昇

(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年2月の世界の平均気温は偏差1.34℃の観測史上最高記録を更新した。昨年12月以来、3か月連続過去最高を更新したことになる。昨年10月に初めて1℃を超えて以来、5か月連続1℃以上を維持している。
COP21では産業革命以前から「2℃以内」目標だが、もはやCOP21の努力目標値である1.5℃以内すら目前で、観測の始まった1880年から比べると既にプラス1.64℃まで上昇している。
前年同月0.87℃に比べて0.48℃上昇した。気象台観測に限れば1.71℃で既に1.5℃を初めて上回った。
COPは更なる見直しを迫られそうだ。と言っても、「努力目標」を公式な「目標」にする以外の見直しはなく、ましてや「日本は温暖化鎖国」などとお付き合い気分している余裕などない。もう後がないのだ。今年5月の伊勢志摩サミットでは排出削減上方修正を主要議題にすべきだろう。
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