クリスマスなのに減り続ける北極の海氷
ADSによると、北極海の海氷面積は12月24日に1140.17万km2を記録したが、極寒期というのに、ここ数日減少さえしている。直近のピークは12月21日の1149.14万㎢で、3日連続下げた。25日には、1150万㎢に回復したが、停滞状態をまだ脱していない。
海氷面積上昇期に海氷面積が縮小するのは「南北両極の海氷面積がトンデモなく減少している現実」で書いた11月20日前後以来だ。なにせ北極点付近は現在、平年より20℃ほど高い“熱波襲来”でサンタクロースも熱中症になりかねない状態なのだから下げても不思議でない。
これまでのこの時期の海氷面積の最低の記録は2010年だが、さらに約40万㎢下げている。前年同期比では約50万㎢の下げだ。今後の注目は観測史上初めて年内1200万㎢割れで終わるかどうかだろうか。
Temps could reach 40-50 degrees above normal in the Arctic today. Learn more. https://t.co/VtYZZYfni7 pic.twitter.com/qqoSUlh5u3
— Yale Environment 360 (@YaleE360) 2016年12月22日
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